普段私たちは、クレジットカードという言葉を
何の疑問も持たず利用しています。
そもそも、『クレジット』とは
どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
私たちが、日本語で「クレジット」という言葉を、至極あたり前に使うようになってから随分時間が経ちました。
今では、「クレジット」という言葉は日本語として社会に定着したといっても過言ではないと思います。
しかし、元々の言葉の意味を良く理解しないまま使われることの多い言葉ではないでしょうか?
クレジットカードという言葉を使う時のクレジットとは、元々は英語で“Credit”という単語を指しています。
“Credit”を日本語に訳すと名詞では信用、動詞では信用するなどの意味になります。
クレジットカードのクレジットとはまさにこの信用のことで、利用者の信用に基づいた信用供与を意味しています。
兵庫県立神戸生活創造センター課長補佐(もっと昇進していたら御免なさい)・圓山茂夫(まるやま しげお)さんは、このあたりを巧く説明されていて、「クレジット」とは、一般に、「商品や役務(サービス)の購入の支払を猶予(ゆうよ)してもらうこと」をいいますと説明されています。
クレジット=信用=支払の猶予
このような図式が成り立つでしょうか。
さて、クレジットとは信用のことであると分かりましたが、信用供与(与信とも言う)という言葉をもう少し噛み砕いて説明してみたいと思います。
信用供与=「先に商品を引き渡しても(先にサービスを提供しても)、この人は後からきっちり代金を払ってくれるだろうと期待し、支払を猶予する事」
例えばこんな事例ではどうでしょうか?
あなたは、夕方にお米が無いことに気がつき、お米屋さんに電話して「米10キログラム持ってきて」と注文しました。しかし、お米を届けてもらった時には、現金の持ち合わせが無かったので「今は持ち合わせがないので、明日払います。用意しておくから昼の12時ごろにに取りに来てもらえませんか。」と言って帰ってもらうことになりました。
※話を単純化する為にカード会社が関与しない場合を想定しています。
このときお米屋さんは、あなたが明日の昼12時に代金を払ってくれることを期待して支払を猶予したことになります。
少しは、分かり易くなったでしょうか?
クレジット契約では、この「後で払う」という信用を基に利用者とクレジット会社の間に契約が結ばれ、後払いで買物や食事ができるのです。
したがって、クレジットカードを利用した契約の場合には、消費者・お店・クレジットカード会社との間で下図のような三角関係が成立していることになります。

物を売ったお店や、食事を提供したレストランは、クレジットカードの利用者を信用している訳では無く、クレジットカード会社がクレジットカードの利用者の代わりに代金を払ってくれると期待して支払を猶予してくれます。
そしてクレジットカード会社は、クレジットカードの利用者がその利用代金を後から払ってくれると期待して、販売店に対して代金を払ってくれます。そのため、クレジットカードの利用者は一定期間支払が猶予されます。
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